クリスマスイブだって安定のいつものご飯(笑)

■鮭とイクラで親子丼だぞ■

今日はクリスマスイブじゃないですかっ!
でも、五十路のバツ1子なし友なし女なんてね、関係ないわけですよ
だからも通常運転ご飯です
イクラの醤油漬けがございますんで、鮭と親子丼にしました♪
あとね、コールスローを作る時に使わないキャベツの芯は、ツナマヨ和えとなっております
カニカマだって、開いてクルクルするとお花みたいになるんだぞぉ(笑)
そんな感じのご飯です☆
今日は、午後からはお笑いに浸りたいのだ
ちょっと毒の事は失念したいので、また明日以降にでも

鮭とイクラの親子丼

貴女は逃げずに解決したことがありますか? ~毒母編伍部作 其ノ参~

■同じことでも全く別なこと■

私も姉も共通していることだと思います
記憶の中で最も古い、母が逃げた時というもの

でも、実は若干、姉と私では違っています

若干と私は思っていますが、その後の姉の言動から、これは姉にとっては「決定的な違い」だったんでしょう

私が保育園の年少の頃なので3歳の時ですね
姉は6歳でしたから小学生です

夫婦のことは、当人同士にしか解りません
何だったら当人同士でさえも「本当のところ」というのは解らない
まぁ、解りあえないというのが正しいかもしれませんね
血縁ではないので完全なる他人なのに、最後は最小単位の戸籍になるのは夫婦

非常に特異な関係だと思います

更に我が家は、私が小学5年生の時に父が鬼籍となっています
よって「死人に口なし」
父母の夫婦関係のことは自身が感じたことや、真偽不明の母から話による勝手な想像でしかありません

もう、私が3歳の頃でさえも父母の夫婦関係は良好ではなかったんでしょうね
「でしょう」というのは、流石に3歳児なのでそのことについての記憶は全くない(笑)

母曰く、既に父は母に暴力を振っていたのだとか

でもね、教育者の娘の母は、東北の農家の分家の1つでしかないようなところで育った父に対して、言っていましたからね
「あんたは本当に学がなくて、てにをはすら満足に使えない」
って、食卓での夫婦喧嘩で子供達も聞いているのに
こういう尊厳系の、人権蹂躙発言してましたから
良し悪しは別として、口では絶対に制することのできない父が手を出てしまうのも理解はできます

母が受けた暴力はある意味、自業自得でもあるかなとは思います

そうして、父の暴力に耐えかねた母は出奔を考えて、実行に移すことに

父は、自宅から数分のところで溶接工として働いていました
始業時間は早いのですが、その分終業時間も早い

保険会社の事務職のパートを終えて、私を保育園でピックアップした母は帰宅

姉の小学校からの帰宅も待って、3人での出奔予定でした

ですが、姉はお友達と遊んでいたようで、なかなか帰ってこない
父の帰宅時間は近付く

仕方なく、私だけを連れてタクシーへ乗り込むことになりました

お友達と遊んで帰って来た姉からすると「置いて行かれた」

そうして「母憎し」「妹憎し」の気持ちは積み上げられてしまうのでした

このことを事あるごとに姉は言っていましたからね
そうして、母に対して何かを懇願・交渉・奪取する際のキラーワードでもありました

■逃げスイッチはどの時点で入るのだろうか?■

その後、どのような流れで家に戻ったのかは解りませんが、また4人家族の生活がスタートしました

ですが、その2年後の私の保育園の卒園&小学校の入学のタイミングで、今度は母が単身で出奔をしました

2度目の出奔ですね

私のその頃の全体写真は、みごとにお父さんが保護者として写っているのは、私の父だけという状態のもの
今思うと、父子家庭って無かったのか、もし有ったとしても、他の家は血縁者の女性がそのような節目の式には代役で来ていたんでしょうね
もっと、別な目線では、女性の社会的な地位と言うか社会構造が現在とは異なっていたため、離婚などの行動に女性が移せずにいたというのもありますね

そして何しろ印象的なのは、父のその時のスーツが、白スーツ(^^;
言っておきますが、父は溶接工です
これは、故人には申し訳ないながら事実なんで仕方ないことです
父の非常識さは恥ずかしいばかりです
さらに、きっと街にある、吹き溜まりのような繁華街外で知り合った、組織の構成員でもない「チンピラ」なんかと親しくなって、影響されたんでしょうね
何と言うかそういう人達に対する、要するに強い者への憧れみたいのがね、痛々しくて

だからとて、母の人権蹂躙発言や出奔は許されるものではありませんけれど

先にも書いていますが、夫婦のことは解りません

母には母の気持ちも存在します

ですが「出奔した事実」は変わらないわけです

かつ、母のその後の全ての何事に関しても「逃げ選択」をする思考と行動
それを考えると、この出奔もあまり母に対して理解を示すことが出来ません

また、この母の「逃げ癖」は確実に私に影響を与えています
私には「逃げない癖」「逃げそびれる」という傾向があります
「逃げる」ことに対する、罪悪感が非常に強いのです
意識をして「逃げない癖」「逃げそびれる」のとは違います
最初から「逃げる」選択が欠落しているような感じが最も近いかもしれません
「逃げる」は存在しているのだけれども選択肢に欠落しているという感じです

毒母の、何かあると漏れなく必ず入っちゃう逃げスイッチ
それはどの時点で入るんでしょうね?

■自分の味方に引き入れようとする毒母■

空ローンの件でも無関係だとして私達血縁者から逃げ
昼間に夜逃げをして、自然消滅的に清算となった会社と共に不義理によって人間関係からも逃げ

それでも、どうしても逃れられない物については対応していた母

その逃れられない物の1つは、姉の空ローンの返済

母にとっては、同様の被害の私については、私が返済を申し出た時点で、自分とは無関係なことになっていましたから、自身の範疇外のこと(笑)

それよりも、姉から毎晩の様に責め立てられる長時間の電話が堪えられない

それで、私に泣きついてきたりもしました

私も、姉との同居生活で隣室から毎晩聞こえる姉の執拗な母に対する「死ね」という発言を望まずとも聞かされていました

絶対に、母のした行為は悪いんですよ
それでも、姉のあの執念というか相手を追い込むことに対する異常な情熱
姉の発する言葉は正直聞くに堪えませんでしたから、それについては進言しました

そんな時にも、母は私に言いましたよ
「あんたは、ほんとうに優しい子だね」

我が家は父が亡くなってから3人という奇数でした
なので、数の理論から、2対1になることは避けられません
私は、それを避けたかった

モラハラ加害者の2人は自分に都合よく、その図式を作為的に作っては、末っ子という立場の序列の優位性最下位の私を隷属させていました
私にとって、それは屈辱的であり、卑怯なやり方だと思っていました

なので、避けたかったというより、卑怯なマネをしたくなかった

私が、正攻法で毒母や毒姉と対峙すれば「家族だからいつかは解ってくれる」と思っていたし、願ってもいました

母に対する姉の発言に対して、私は母の味方的な立ち位置では姉への進言はしませんでした

それでも、そもそもの思考が「勝ち負け」「敵味方」「損得」軸しか存在しないモラハラ加害者

母にとっては、私は味方
姉にとっては、私は敵

そのように捉えたようでした

また、母が私に姉との同居を提案したのも「私のため」「家族のため」でもなんでもないんです
愛犬を亡くして、これからダブルワークで空ローン返済する私の心身が心配だって?そうじゃないよね

姉からの叱責に対して、同居する証人として私を自身の味方にさせるつもりだっただけだよね?(笑)

■ターゲットが変われば傍観者になる母■

これは、家族に対しての考え方に限定されていません
私のなかでは、常に「ソレ」と「コレ」は別という考え方があります

なので、私は毒母と毒姉に対しても最後までその姿勢で対峙してきました

そのせいもあって、母に対する発言を指摘する時に「私は同じ被害者なのに云々」とかいう言葉を姉に一切出しませんでした

正直言って、心の中にはありましたよ
あんたが「自分は被害者だから返済しない」とか言い張って折れないから、私は母の支払い能力を考えて、折れるしかなかったんだよ
ダブルワークとかしなきゃなんないのは、お前のワガママのせいだよ
とかっていうのはね(笑)

だって、それは私だけの身勝手な個人の考えによる真実ではないから
「事実」であり、かつ当事者全員が認識しているところの「共通の本当のこと」だから

でも「姉⇔母」のことと「姉⇔私」は「ソレ」と「コレ」で別々なこと

そして、私が自分で勝手に自分の空ローンの返済を決めたことであって、姉は無関係だという認識でもあり、姉個人にとってはそれが揺るがない「真実」

絶対に相手の土俵には立とうとはしないし、近付かない
むしろ自分の土俵から決して動かずギャーギャー言い続けて、相手を自分の土俵に引きずり込もうとする人
そんなモラハラ加害者には何を言っても無駄じゃないですか?

したがって、そのことを口に出すだけで、自分が惨めになるやら情けないやらで、堪らない気持ちになるので言いませんでした

私にとって「姉⇔母」と「姉⇔私」は「ソレ」と「コレ」で別々です

なので、母にとっても同様なことが当てはまります
ただ、母は私と姉の母親という「共通項」があります
しかも、当時私と姉は共同生活していましたしね

なので「誓約書&締め出し」「契約違反&慰謝料」の姉の言動を母に話しました
姉の言動に対しての「2人の娘の母親としての進言」の協力を母へ仰ぎました

でも、母にとったらターゲットが自身から私に移ってくれてから、もうかかわりたくないんですよね

ここでも、逃げちゃうんですよね

だからSMクラブで働くことに対して感情的な物とか、そういうものは沸かなくなっちゃいますよね

「何が何でも用意しろ」って恫喝されているんですもん、私は姉から
もはや間接的な売春強要だよね
もし私が自死をしていたら自殺教唆だったよ

母だって、この空ローンの件も含めてそれ以前からの姉の要求の仕方や、自身のワガママを通す時の手法や執念を知っているはず

あなただって少し前まで、毎晩「死ね」と言われて辛かったんじゃなかったの?

もう忘れちゃった?

それとも、自分のことじゃなきゃ関係ないの?
ねぇ、お母さん

あなたにとっての「優しい子」とは、自分のために自己犠牲を払ってくれる奴隷のこと?

貴女は逃げずに解決したことがありますか? ~毒母編伍部作 其ノ弐~

■手を出したら最後■

後に、国会に呼ばれて喚問され社会問題となった「商工ローン

「腎臓売って返済しろ」「目玉売って返済しろ」とか、ちゃんと複数個ある器官を指定した台詞で「切り取り」する手法が有名でした

銀行などの金融機関から融資を受けられないような零細企業に融資

それだけを聞くと、なんかエンジェルっぽく聞こえますよね
確かに、全ての企業に当てはまるわけではありません
ですが、いわゆるその企業の力を金融機関が一定の基準で審査して、力不足と判断した企業です

そういう企業への融資
商工ローン」自体の企業としての運営もあります
真の慈善事業のエンジェルじゃない限り、リスクヘッジはしないとなりません

融資はその企業の体力や返済能力ではなく、担保+連帯保証人という、そっちの信用で実行されました
さらに契約は「根保証」
限度額まで連帯保証人への報告・連絡・相談なしに借り放題
金利も20%だとか30%だとか高金利

融資の際に経営者の経営能力や事業のことなど見ちゃいないんですよ

どんな担保となる資産を保有しているか?
経営者や企業に担保物件の価値がないのならば、どれだけ太い連帯保証人を付けられるのか?

むしろ、融資先の企業を窓口にして、その先の連帯保証人の財産を根こそぎ奪っていく

手を出したら最後のような資金調達方法

しかしいつの世も、頭を使う人は色々上手いこと考えるものだなぁと

しかも、商工ローン側は、お客様に対してそんな脅しのような言葉を使って返済を迫るような指導を会社としては一切していませんと、国会の証人喚問で答えます

でも、部下が融資先から一円も回収できずに帰社したら、上司が言うんだよね
「お前の財布、ちょっと貸してみろ」ってね
そして、その中のお札をシュレッダーにかけちゃう
「お前達、自分の金じゃないから回収しなくても平気な顔しているけれど、自分の金だったらどうだよ」
「今、シュレッダーにかけられた自分の金と会社の金の大切さは一緒なんだよ」

そんなようなことを毎日毎日言われたりして追い詰められたらね
返済しない相手の事情や気持ちなんて関係なくなっちゃいますよ
腎臓だ、目玉だって言っちゃうようにもなるよね

そんなことを考えると、当時の商工ローントップセールスの人ってどんな人格なのか
想像しただけでガクブル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

会社の資金繰りに窮した母は、その商工ローンから融資を受けてしまいました

■自宅のドアに張り紙って脚色じゃなく現実でもあるんです■

そして返済が履行できなかった次の日の朝

自宅のドアや壁には、白い紙に黒い文字が書かれた張り紙が何枚も

「ドロボー」「金返せ」「嘘つき」

そんな感じの物でした

ドラマでは見たことはありましたが、実際に見たのは初めてでした
しかも、それが自分の家で起こるとは

前日の夜にはなかったので、それ以降の時間に行ったのでしょう
仕事としてはある種尊敬しますよね

そしてその日は、会社の始業時間と共に電話が鳴りました

その電話の件は、私は実際に現場にはいなくて伝聞ですが、なかなかな物だったようです
もちろん、保証人の方にも接触があったとのこと

この日の出来事で、母は「まずいところから借りてしまった」と、やっと気が付きます

「これは、どこからかまた借りてきて、ここのお金は一日でも早く弁済しなくては」
そう思ったことでしょう

でも、もともとそういうところからしか借入が出来なくなっていた会社です

どうにもならない状態に陥っていたんです

その頃母の経営する会社は、事業開始当時の輸送機器等の加工の請負から、人材派遣業のような形に移行していました

許認可等の遵法性が担保されていたとはとても思えませんが、そのような事を生業にしていました

どの業種であればということは言い切れません
ですが人材派遣業は資金繰りが悪化しやすい事業でもあります

正しくは、参入に対して安易に考えていると資金繰りが悪化するということでしょうね
まぁ、安易に考えていると云々は全事業に共通ですけれど(笑)

企業にとっての人件費は、軸となる費用です
人材派遣業は、派遣する人材が商品です
人材の確保さえ出来れば、商品そのものがお金を生み出してくれます

それは正しい
ですが、そういう単純なロジックやフローではありません

でも、この単純な域から抜けられないでいると、資金繰りは瞬く間に悪化します

母は、そういう典型のパターンだったのではないかと思っています

■そうだ娘の名前使っちゃおう■

商工ローンの「切り取り」に追い込まれる母

そこに以前から、社用車の関係で付き合いのあった自動車整備を営んでいる人から持ち掛けられた詐欺話

車の空ローンです

母は即座に乗っかります
だって、商工ローン怖いもん(笑)

でも、自分の名前ではすでにローンは通らない

その時に浮かびました
そうだ、我が家には社会人の娘が2人いる!!

ということで、私と姉は本人の収入ではかなり背伸びをした感の高級車のオーナーに其々がなることに(仮)

姉などは自動車免許すら取得していなかったのに、どういう意図で車のローンなんでしょうね(笑)

そうして直球で言えば「騙し取ったお金」で、商工ローンへは無事弁済となりました

なので、母は腎臓も目玉も命も取られずに五体満足でいられることになりました(笑)

母は、怖い商工ローンの切り取りから逃げることが出来ました
娘たちを騙して逃げられたのでした

今にして思えば、もう少しだけ商工ローンに追い込まれてもネタになったのになぁという気もしないでもありません
ですが、渦中の張り紙を見たあの日の朝は、そんな気持ちには一切なれませんでした

■当事者じゃないって、お前が元凶だろうが!!■

そこから、その空ローンも滞りなく返済が履行されて完済されていれば、未だに私と姉は、所有したことのない高級車の幻のオーナーだった過去のある人でしょう

そして、その事実すら知らないというね(笑)

ですが、もう母の経営する会社は「死に体」どころではない状態

直ぐに、信販会社への返済が不履行となります

すると、連帯保証人欄に署名捺印していた母の妹2人のところへ信販会社からのご連絡

びっくりしちゃった叔母さん達は、姪の私と姉にお電話です
私と姉は、そこで初めて自分達の名前と信用が勝手に使われたことを知る訳です

ローンの契約書の契約者の署名は母の物でした

私も姉も被害者ですから、母に問い正しますよね

今のような情報が簡単に入手出来る世の中でも、こんなことがあれば20代の女の子は動揺すると思います

「起きてしまったことは仕方がない」
「どうやって解決するか調べてみよう」
なんて、冷静に対処して善後策を検討することなんて出来ません

詐欺を行った相手は母親です
当然、この件とは無関係な大小様々な過去のことなども感情的な物に加算されてしまいます

なので、ひたすら不毛な追及と罵倒の時間が家族の間で何日も続きました
その間も、自身の保身だけの叔母達からの状況確認連絡があります

連帯保証人となったことも、返済が滞っていることも、この時点では叔母達は其々の配偶者には一切伝えていませんでした
なので「家族に知られたくない」という気持ちだけだったのだと思います

さすがに、娘の名前と信用を勝手に使っちゃう母親なだけあります

私と姉から責められた母は言っちゃうんです
「筆跡鑑定すれば、あんた達のじゃないのは解るんだから、親の私を訴えて、筆跡鑑定でもすれば良い」
「あんた達が、そんなに私のことを憎いなら訴えるか、殺すかすれば良い」
「親を訴えたり殺したりするのか普通だって言うなら、やれば?」

逃げ癖のある人の開き直りの特徴ですよね

そして、週末になって叔母達も集まったところでも、言っちゃうんです
「この契約書には、私の名前が一切ないから、私にはどうしようもできない」
「私にはできることは何もない」

その言葉で、怒りなんかよりも、もっともっと上に「唖然」がドーンと
「怒る気にもなれない」というのはまさにこのこと

こいつ、完全に逃げる気だと確信しました

こんなことを口にする時点で、気持ちだけではなく、もう実践しちゃってます

おい、アンタが全ての元凶だろーが!逃げるなよ!!

12月10日19時 今年もやっぱり見ちゃった

■まず最初に■

以前の記事で、冬至のことに触れました
なので、勝手に私の決め事で昨日までは駆け込みで、毒母と毒姉のことを綴っていました
でも、間に合わなかったorz
ただ、冬至は愚痴やらネガティプな発言とかしたらダメなんで、今日は一切、そっち界隈には触れません(笑)
明日から、年末にかけてゆるゆると、モラハラ記事の更新をしていくことにします
なので2023年は、不快に思われる方もお許し頂いて私のそっち界隈の書き残しにお付き合いくださいm(__)m

■漫才って面白いし良いよね■

12月10日19時は、臨戦態勢でテレビに向かいましたっ!
私は、視聴するだけなんで、そんな臨み方する必要ないんですけれどね(笑)
でも、そんな気持ちにさせたのは「THE MANZAI 2023マスターズ」が放送されたからです

マスターズ=名手ですから、面白いのは当然なんです
さらに、単に無条件に手放しで笑ってしまうと同時に「流石に上手いなぁ」と感心したりもします

中には最近はコンビが個々でお笑い以外の仕事を多くしている人もいます
また、演芸番組が少ないので、純然にネタをテレビで放送する機会が多くありません
そんな、漫才をしている場面を見る機会が少なくなったマスターズの漫才を見られると、なんというか安心もしたりします(笑)

「久しぶりに見ても、やっぱり面白い」と

今回は、なんといっても「タランチュラ」でしょうね(笑)

やすとも姉妹は、絶対にお約束の「東京すごいな」的なネタなんですよね
東京で漫才する時は、決まって関西(主に大阪)VS東京のネタ

で、東京を持ち上げているようで、やっぱり関西(主に大阪)愛を全面に押し出す

それでも、全くマンネリ化しないのは流石ですよね

「また、東京いじりかぁ~( 一一)」とは絶対になりませんもん
むしろ「今回は、どういう切り口で東京いじりするのかなぁ~」って楽しみでしょうがない

そして期待を全く裏切ることなく笑わせてくれる

さらに嬉しいことに、M-1の新たな審査員にともこさんが決まりました

勇退された落語家の立川志らく師匠については、講談師の神田伯山先生が、いかにもな「らしい」いじりをされていて、それも場外として楽しめます(笑)

こういう場外もあると、クリスマスイブが楽しみでしょうがないですね♪

■極めて速いテンポのツービート■

お笑いに造詣の深い方は、色々と細かいことをおっしゃるかもしれません
正確には「漫才」と「コント」は違います

漫才は、舞台上の人が本人として面白い掛け合いをすること
コントは、舞台上の人がストーリーや設定に基づいて架空の人物を演じること

なので、ストーリーや設定ありきの漫才は「コント漫才」とされています

コント漫才は、漫才じゃない」という批判もあるようです

例えば「サンドウィッチマン」「パンクブーブー」「NONSTYLE」とかは、完全にコント漫才ですね

ですが、私はコント漫才も大好きです

私は「THE MANZAI 2023マスターズ」の前身の1980年から1982年に放送された「THE MANZAI」をタイムリーに視聴していた世代です

いわゆる漫才ブームの時の子供

2年程の非常に短いブームでした
ですが、きっとこの漫才ブームがあったから、その後の80年代後半のバブル経済もあったのではないかなと勝手に思っています

「笑う門には福来る」これを具現化したような例だなぁと思っています

笑いには経済をけん引する力がある!(笑)

そんな漫才ブームの代表格でもあり、この番組の最高顧問はビートたけし

たたみかけるような極めて速いスピード
批判の的となるような毒舌も全体の笑いの中で上手に昇華してしゃべりまくる
それが「ツービート」

■みんな褒められたい子供のよう■

たしかに、もうビートたけしは時代に合っていなくて、つまらないかもしれない
あの、独特な毒舌は爆笑から冷笑に変わってしまっているかもしれない

それは否めない
それが「時代」ということなんでしょう

つきつめると、不変的で老若男女が笑うネタって、大分類では「下ネタ」しかないですからね

だけれど、いつでもビートたけしは自分も楽しみながら、被り物などをしてテレビに出ている

1980年代の「オレたちひょうきん族」の「強きを助け、弱きを憎む」タケちゃんマンの時と変わらない

そういうのは、ひたすらステキなことではないだろうか?

そしてそんな、ビートたけしに、ただただ褒められたいと思っている出演者の漫才師マスターズ

お笑いが好きで、人を笑わせたくて、憧れのたけしさんに褒められたくて

そんな子供のような純粋な思いの大人達の競演

当然、「THE MANZAIマスターズ」は、質の良い演芸番組になるはずだよね

■2日後の衝撃■

それから2日後の夜の10時を回った頃でした

プレマスターズから含めると過去に複数年に渡って出場もしていた「和牛」の解散発表

この発表を驚かなかった人は居ないんじゃないでしょうか?

たしかに、この1~2年は、あまりコンビでの出演は見かけないなぁと感じていました

更に、水田氏のいわゆるクズエピソードが面白おかしく取り上げられるようにも

もともと、漫才のネタにおいても水田氏が「感じ悪い人」という軸での設定のものが多かった

その感じの悪さには無理がなく、しっくりきていた
なので、クズエピソードが取り上げられた時には「あぁ、地だったのだなぁ」とか勝手に思ってしまっていました(笑)

解散の真相なんて当人同士にしかわからない

周囲の声は惜しむものばかり

その声が多ければ多いほど、解散発表に至るまでに葛藤と様々なことがあったのだろうと推察できます

彼等は既にコンビとして一定の成功を収めていました
にもかかわらず、それを手放すのは結構な決断でしょう

過去の人々の事例も知っているはず
解散後に別なコンビを結成して、大成功に至ったケースは多くはありません

また15年超を共に歩んだ相手との別れは、自身の人生のその15年も無くなることになります

それでも「解散」を選んだわけです

もう、この2人では互いに共に人を笑わすことが出来なくなってしまった

きっと、そこまでに行きついてしまったということなんでしょう

例えば会社の退職でも、離婚でも、続けられるのであれば、継続します

なので、この解散は「不仲」とかいう2文字に集約できる、そんな単純なことではないと思います

■他者に見せる顔は全体の何%?■

「人間は脳を10%しか使っていない」は単なる神話的都市伝説です
多くの脳科学者が、何%使っているとかではなく、機能ごとでメインと領域を変えながら、全体的に使っていると言っています

では、脳ではなくて顔ならどうでしょうか?
しかも、他者に見せる顔

脳のように、機能ごとでメインと領域を変えながらという感じに、TPOに合わせて切り替えているのだとは思います

ですが、全体的に使うということはないですよね

人によっては、脳の神話のように10%しか他者には見せていない人もいるかもしれません

お笑い芸人の人は、他者へのその顔の見せ方が難しいですよね
人を笑わせなくてはならない仕事
笑えなくなってしまうような素顔は見せられません

和牛解散後のお二人の今後の活躍を期待しています

頑張って下さい!!

貴女は逃げずに解決したことがありますか? ~毒母編伍部作 其ノ壱~

■子の心親知らずに立て板に水で酷い言葉で閉口させる■

母は会社経営を始めたものの、資金繰りには始終苦慮していました

母の経営する会社は、最初は輸送機器等の部品加工の請け負いを行っていました
工業団地なるものが市内に存在していたりして、そこから派生する下流仕事は充実していた街だったとは思います
ですが、下流になればなるほど薄利なので、内職でできる部分は外へ出していました
簡単な手動の機械で加工する物については、会社事務所兼自宅で従業員が作業をしていました

私は、従業員の退社後や土日にその加工作業を手伝い、それなりに戦力として貢献していました(笑)

お酒が飲める人というのは、辛いことがあると、ついお酒に手を伸ばしがちです

飲酒何て、本当にその飲んでいる間の一瞬だけのこと
現実は何も変わらず、むしろ飲酒の時間により先送りにさせるだけ
問題を、自分で堆積させていく行為に過ぎないんですけれどね

でも、そんなことを理解できる年齢と経験をしても、やっばりお酒に逃げる気持ちは十分に理解出来ます

なので、母を全面的に非難はしません
お酒のやらかしが私の離婚の大きな要因の1つでもあるので。言う資格もない(笑)

母は、会社経営の大変さや不安を飲酒で紛らせる選択をする人でした
容姿端麗な人なので誘いも多かったんだと思います

容姿端麗な未亡人経営者なので、まぁ、男性はご一緒したい要素が満載なんでしょう

私も、自分が飲酒をするようになってから解りましたが、酔ってフラフラしてアチコチにぶつかったりしても、家の中だったりすれば案外なんでもないんですよね

でも、私は当時高校生でしたから、そんなのは解らないじゃないですか?
毎晩、夕食後に外出して、酔って帰って来る母が家の中でドタドタと騒がしい

子供ですから、騒がしいことに対する不快感や不満よりも、心配になっちゃいますよ

それで起きて様子を見る
母が大丈夫そうなのを確認して、また自室に戻って愛犬と眠る

そんな日々を過ごし続け、正直な心配する気持ちを母のシラフな時に言うじゃないですか?

そうすると、母は言うんですよ
「あんたに、会社経営の大変さなんて解らないのに、私にお酒すら飲ませない気なのか」
「あんたもお姉ちゃんも、私が会社をやっているから学校に行けているのに」
「あんたたちの父親が借金残して死んだりしなければ、こんな大変思いはしなくて済んだのに」

母の言ってることは、正しいんですよ
だって、会社経営や、資金繰りの大変さなんて、高校生の私には解るはずありません

そのずっと後に、自身がIPOや事業再生などにかかわる事で、資金繰りと資金調達については色々と辛い思いをさせられましたが(^^;

学費の捻出は母の働きがあってのものだから、おっしゃるとおりです
感謝もしているから、会社の仕事を学校から帰った後や土日にやっているんだけどね、それじゃぁ伝わらないのかな?

亡くなった父も資産より負債が多く残って、それを精算したのが母だったのだから、大変な思いをしたのは本当ですよ
でもね、それってわざわざ子供に言う必要あるのかな?

そこから、私はいかに自分が母を心配しているのかを伝えるためにその意を伝えるんですよね

すると母は「あんたに迷惑かけなきゃぁ文句ないんだろう」というお約束セリフを吐く

それは、私がサンドバッグになる開始の合図の言葉
正しい言葉の使用方法ではありませんが、まるで立て板に水
その後はたたみかけるように私に対して酷い言葉を浴びせかけてくる

その時も思っていました
「きっと、この人の前で今私が飛び降りたり、頸動脈を切って死んだら、この人は満足なんだろうなぁ」
いつものことでした

そうして結局、私はひたすら母の怒りを鎮めるために謝罪をするんです
母の身体を心配してその気持ちを伝えただけなのに

なぜ謝っているのかなど解らなくても、涙をボロボロこぼしながら謝罪していました

■血だらけの高校三年生■

私は、高校ではいじめを受けていました

なので、学校は全体を通して全く楽しいものではありませんでした
特に高校の三年間の半分以上の年月は、学校へは本当に行きたくなさ過ぎました

でも、家は母の経営する会社の事務所も兼ねていましたから、母がいます

消去法で、なんでもない顔をして通学して卒業にまで至りました

それは、年が変わり、もう受験シーズンになっていて学校へは登校しなくても良くなっている頃に突入していたある日の明け方のこと

きっと、それまで精一杯広げてきた心の許容の器の体積が限界になっちゃったんでしょうね

印象的だったのは、明け方の青白い空間に左腕から流れる鮮血が、妙に冷たく澄んで綺麗だったこと

死ぬつもりなんて毛頭ありませんでした
そして書籍で調べて簡単に死ねないことも解っていました

なので、左手首を切りました

理由は簡単です
母が、飲酒を止めてくれないから

飲酒自体は良いんですよ、飲み過ぎが心配だったんです

でも、私が気持ちを伝えても一向に伝わらない

言葉でダメなら、何か行動に移して私の思いを伝えなくてはと思いました

その結果の行動でした
その位に、深い思いで母を心配しているのだと

ただ、出血って止まるんですよ、さすが人の身体です(笑)
なので、多少の出血では、止血に使ったと思われるゴミ箱の中のティッシュの量が少なすぎて、インパクトに欠けると思いさらに深く切る

その時傍らにいた愛犬は、ピッタリ寄り添っていました

朝は、敢えて起きていきませんでした
すると起こしに自室へ来た母が驚愕

母に理由を話して母と一緒に病院へ

その時、母は私へ謝罪をしました

確かに1週間くらいは、一滴も飲酒しなかったんですよね、母が

でも、それを過ぎたら、喉元過ぎればというのと一緒でした
また、ベロベロになる日々が戻ってきました

そして、そのことを指摘した私に対して母は言いました

「あんた、私への当てつけで手首切ったんだろう」
「また、当てつけで切ったらいいよ、切れよ」

多分、その一言で普通はどうにかなっちゃうはずなんですよ

でもね、それまでの母の酷い言葉による年月で耐性なのか免疫なのか出来ているんですよ

確かに悲しかったんですが、衝撃的な悲しみとかはありませんでした

受験で、進路が心配だったのもあるんでしょうね

もしかして、母の言動もある程度想定していたのかもしれません
まだ、愛犬が存命で私に寄り添ってくれていましたし(笑)

でも、あの時は左手首を切らずにはいられなかったんです

この傷は、今はただのしわと馴染んでいますが、まだうっすらはわかります

そうこうしていたら、私は自分の生理がすでに3週間続いていることに気付きました

母には話す気になれませんでした
なので、母の会社の従業員の女性に話して婦人科へ行きました
その方には、重大な病気じゃなければ母へは内緒にして欲しいとも頼みました

結果的には、ストレスが原因と思われるホルモンバランスの崩れという診断でした

母はいまだにこのことは知りません
なので、知らないまま死んでいくんでしょうね

もう、どうでも良い話ですね(笑)

貴女はこのことを覚えていますか? ~毒姉編四部作 其ノ四~

■書面による「契約違反」「慰謝料」の主張と要求■

私と元夫との交際は順調でした

男女交際のゴールが結婚とは限りません
ですが、交際して機が熟すと「結婚」という流れになりますよね

私達の間にも、そんな話がチラホラと出てきていました

ですが、私は姉に結婚どころか交際している人の存在すら話していません
まぁ、こんな支配隷属のような誓約書提出強要される姉妹関係ですから、そんな話はしないですけれどね(^^;

ですが、ある時に意を決して姉に言いました

「今、付き合っている人が居て、結婚も考えている」

すると、毒姉の表情が一変
目が座って、私に言います

「そんな話、聞いてない」

もちろん交際相手の存在すら初めて話したので、その反応は正しい(笑)

続けて姉は言いました
「一緒に暮らす時に、そういう相手はいないって言っていたよね」
「話が違う、そんなの契約違反だ」
「アンタが居なくなったら1人でここの家賃を払っては暮らせないのに、どうしたら良いの?」

元夫とも話してはいました
私達の都合で姉が引っ越すことになることになるのだろうから、姉の引っ越し費用の半額は負担をしようと

そして姉は、少し考えたいからと考える時間を私へ要求

翌日、モラハラ毒姉は斜め上の要求をしてきました

「契約違反なので、慰謝料として引っ越し費用全額を負担すること」
「家具家電は全部新しい物に買い替えるので、その分も含めて最低でも80万必要」

それを手書きの書面にして、無言で隣室から襖を開けて渡して来ました

当時の企業の採用面接などでは、独身の女性社員に結婚の予定だとか、既婚の女性に出産の予定だとか聞いていました

そして、中には採用後に事情が変わった社員を責めたり、執拗な嫌がらせなどをして、自主退職に追い込んだりするようなこともありました

それだって充分、人権蹂躙で人非人的な言動です
でも、それは雇用関係というものがあってのこと
従前は、立場の優位性的に雇用している側が揺るぎなく優位な構造でしたので、そのようなこともありました

でも、姉妹の共同生活でこんなことありますか?
こんなの、世の中にゴロゴロ「よくある話」として存在します?

母の言うところの「ちょっとやりすぎ」で留まっている言動でしょうか?

まず「契約違反」「慰謝料」って何?

■無言・無視・睨み・必要以上の生活音を立てる生活■

この書面を見て、私は、姉に話しかけました
「私の都合だから、引っ越し費用の半分は出すつもりだったけれど、全額で、しかもこんな金額無理だよ」

すると毒姉は、また筆談で
「アンタがもともとの話と違うことをしたのだから、この金額は何が何でも支払って」
「約束を破ったアンタが悪いのだから、もう会話を交わす必要もないから口は聞かない」
「話しかけるのは、お金が用意できた時にだけ」
「期限は2ケ月以内」
「今まで通りに誓約書の件は継続」

姉が設定してきた期限は、賃貸の更新時期との兼ね合いでしょう

そしてその後の生活を姉は有言実行してくれました(笑)
家の中ですれ違っても、無視
なんなら、睨みつけるんですよ、一重&三白眼で
そして、扉を強く閉めたり、生活音を必要以上に大きく立てる

私という存在の無視どころか、無言の恫喝ですよ、もはや

それでも私は、襖越しに幾度かご相談申し上げました
金額の減額や、期日の変更やらをご提案と懇願致しました

ですが、返ってくるのは決まった筆談

「何が何でも、期日までに用意して、80万」

これ定型文で、印刷でもしているんだろうか?
それとも写経みたいに、毎日書いてるの?
というものでした

後に、モラハラの人間の言動という物をネット等で調べたら、フルコンボでしたよ(笑)

無視やら恫喝やらわざと大きな音を立てるって、モラハラの教科書とか有るんですかね?(笑)

このようなことを、そういう稼業でもなんでもない一般人の女性が、自身の妹に2人の共同生活というある意味密室で行うんですよ

恐怖以外の何物でもないでしょ?

そして、姉の「何が何でも用意しろ」という書面に、この毒加害者の性格が全て集約されていますよね
搾取することへの異常な執念

■母にとっては所詮他人事■

私の働いていたラウンジは限りなくスナック寄りだったので、時給制

私には空ローンの返済に、私自身の奨学金の返済もありました

まだ私も、ワークライフバランスが保てるような会社員でしたので、給与も知れている

姉の要求する金額を捻出するのには、何か考えなくてはいけない
そう思っていました
思っていたというより思うように追い詰められていました
「何が何でも2ケ月後までに80万用意しろ」ですからね

今思えば、そんな思考さえ不要だったんですよ
でも、何しろ2人の密室で、追い込まれる生活をしていますから

一応、母にも言いました

ですが、先にも触れていますが、姉との力関係は「毒姉>×∞毒母」でしたので言わずもがなです

私と姉との共同生活が開始してから1年過ぎた頃のこと
例の空ローンについて、本人確認手続き等の落ち度を信販会社も認めました
また、1年間の支払履行実績なども勘案して、大幅な減額が決まりました

今になって思えば、もっと別な動き方や交渉をして、良作はあったかとは思います
ですが、これはこれで良かったかと

乗りもしない、紙の契約上の高級車がファミリータイプになっただけでも嬉しかった(笑)

まぁ、表向きは企業判断となっていますが、信販会社的にもっと別な「圧」「政策」等の動きがり信販会社側の債権整理の1つでこのようになったのだとは思いますけれど(笑)

固定の滞留債権や何らかの問題のある債権は、資産であって資産じゃないですからね
当時なら、滞留債権に対して貸し倒れ実績の有無に関係なく引当金計上出来る会計処理ではあったかと思われますが、債権債務の両建てなんて管理していく分、実際は費用の方が膨らみますしね(笑)

このことで、私はもちろん姉もかなり気持ちが軽くなりました

そのせいもあって、姉の母に対する当たりも軟化へ

母はその頃、母自身の債務の整理も目途がついてきていました
なので、姉への送金も滞ることがなくなりました
かつ、空ローンの大幅減額もあって「死ね」と毎晩電話がかかってくる回数も減ってきていました

そんな母からすると「寝た子を起こさないでくれ」という心境だったんでしょう

私がどんな状態に追い込まれていようと関係無いんですよ
だって、自分のことじゃないから

■それは1枚のポスティング■

毎日呼吸をしているだけでも姉との期日は迫ってきます

私には、いよいよどうにかせねばという焦りが募ってきていました

家の郵便受けは、私が開ける権利を与えられていなかったのですが、ポスティングされた物からスペース内に落ちているチラシを発見しました

当時は、まだダイヤルアップ時代です
風俗も、夕刊紙や専門雑誌で集客も求人も募っていた時でした

なので、その良く分からない高額バイト的なチラシの先に何があるのか全く不明

ただ、まずは電話をかけようと電話をしました
面接の場所は赤坂のマンションの1室でした

そこで聞かされたのが、派遣型のSMクラブのM嬢の仕事だという事

いわゆる「大人のお付き合い」という違法な行為もあるお店でした

私は説明を聞いても、不安やらなんやらは全く起きませんでした

もう多分私はそこに向かう時に「生き死に」に関係しない仕事だったらやろうと決めていたのだと思います

そこまで追い詰められていたんですよね、結局ね

そのお店は、なんというかオーナーの趣味友の、要するに、本当の意味での会員制のお店でした
また、それほど女性の心身への負担が大きい過激なことを嗜好する人がいなかったこと
特に、尊厳系の過激なことや排泄物系を嗜好する人がいなかったこと
そんなことが相まって、私自身も心身への高いダメージにはなりませんでした

でも、これも姉との共同生活の対比で、それよりはマシっていうものと、期日までの金策というものがあったからかもしれませんけれど

職業の貴賤はありません
ただ、自身の性癖などがそのような嗜好ではない限り、風俗の、しかもM嬢が「普通のお仕事」な訳がなく、ノーダメージなんてあり得ませんから

■手段を知っても金は受け取り隠ぺい助長■

そうやって、期日までに姉の要求する金額は用意出来ました

いざ姉にお金を渡すとなったら、途端に気持ちが不安定に

もともと、金策手段については姉に話すつもりではいました
その時に、姉はどのような反応をするのか?

どうせ私がバカだから、モラハラの加害者のターゲットにされるんですよね
でも、バカだから、ちょっと「家族」に対して期待しちゃったんですよ

流石に、それを知ったら姉はお金を受け取れないだろうと
それどころか愕然として、自分のしてしまったことを強く後悔して、私に謝罪をしてくるであろうと

まぁ、勝手な妄想乙でしたわ、結果

私がSMクラブで働いてお金を用意したことを聞いてときは、流石に毒姉でも、一瞬たじろぎました

でも、やっぱり搾取することへの異常な執念は、私の独白なんて軽く凌駕するんです

姉にとっては、私は妹という形式の奴隷だったのでしょう
私の人権自体を認めていませんから、何てことはないんですよね、きっと

「確かに、何が何でもって言ったけれど、そこまでして・・・ごにょごにょ」
「でも、せっかく用意してくれたお金だから貰うよ」

お金はアッサリと毒姉の手に渡りました

まだそれだけならば、その時に私の精神は崖っぷちで死なずにギリギリ踏ん張れていました

続けて姉は言ってきました

「このことを母さんが知ったら悲しむだろうから、このことは内緒にしておこう」

この言葉を聞いた時に、崖っぷちにいた私の精神はそこから転落死してしました

親が悲しむであろうことを妹に強いたことは十分判断できているんですよ
それだけの有りえない非道を行い、妹の尊厳を傷付けたことも理解している

それでいて、結局は親バレした時に自分が叱責されたりすること、自分の保身しか考えられないんですよ

毒姉は、解っていたんですよ
私が、母に話さないであろうことを
こんなこと言えるわけないじゃないですか!!

でも敢えて「知ったら母が悲しむ」とか私の気持ちを代弁するかのように表現する
言葉では、母や私をさも気遣うような言い回しをする

むしろ、その言い回しに狡猾さが満ちています

あの80万を受け渡した時点では、今後のイニシアティブは私が握ったと
アドバンテージは私にあるのだと
そう思っていたんですよね

もう、この毒姉も今後は自制して私に接してくるだろうと

でも、全くそんなことはなかった

私はSMクラブで働いたことを後悔しました
毒姉からすれば、私に対して
「こいつはこうやってちょっと高圧的にしたりさえすれば、何だってするヤツなんだ」
というふうに思っただけでしょう

私は、自らチョロいモラハラ被害者の実績を作って、加害者である毒姉に献上したに過ぎなかったんですよ

そうでなければ、2013年2月8日に家事調停になんて至ってませんから

貴女はこのことを覚えていますか? ~毒姉編四部作 其ノ参~

■恩着せがましく言ってるけどその条件は全部アンタ本位じゃん■

姉との共同生活は開始前にいくつかの取り決めをすることに
それは、私にとっては開始以前から、不穏な物を感じさせることになりました

◎家具・家電◎
もともと一人暮らしをしていた姉が家電をそのまま持ってくる
そして不足分だけを私が調達する
→確かに全て買い揃えることを考えると出費は押さえられました
でも、必要以上に姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎敷金・礼金
折半よりも1~2万程度は、姉が多く支払う
→たかだか1~2万程度です
多く払った姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎月額地代家賃◎
折半の千円単位の分は、姉が支払うので月額6千円を姉が多く支払う
→年額にしたら7万2千円ですから、大きいんですよ
でも、裏がありました
共同生活後に、母に対する保険をかけて掛金を私が負担しろとのことです
共済の月額5千円に入りました
したがって、年額1万2千円を姉が多く払うことに
この金額で姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎部屋の割振り◎
片方の部屋にしか収納がない
私に収納のある部屋を割振り、優先的に収納が使用できる代りに、私の部屋への姉の出入りは基本的に自由とする
→収納を優先的に使用できるという、さも有利な条件のように見えます
ですが、実際は私の部屋の出入りを自由にさせろというもの

◎固定電話について◎
固定電話は姉の電話の権利と機器なので、子機は常に姉の部屋へ置いておくものとする
→自宅への電話は、まずは姉が出て取り次ぐというもので、アンタは保護者か?

◎自宅の郵便受け◎
暗証番号は姉が決めて、開閉は姉が行う
→だからぁ、アンタは私の保護者かよ!一旦、全ての郵便はアンタが見て振分けってどうよ

という、なんともモラハラ加害者らしい決め事のオンパレードです

ちなみに、携帯電話ですがi-mode前ですから、キャズム的に超えられない壁がある頃
私は、IDOを所有していましたが、まだ姉は固定電話だけでした

賃貸の契約した部屋は、完全な独立振分けではなく、一部が壁で一部は襖で仕切られていました

私は、姉との互いの独立性とプライバシーのために、襖の所に洋服ダンスを設置しようとしました

すると姉が「電話があった時に子機を渡せないから、完全には塞がないで」と言って阻止

これが生活開始後に、事あるごとに姉が境の襖を開けて私へ色々と言ってくることになります

そして、食費関係の生活費ですが、どのように分けたか覚えていません

ただ、互いの生活は不規則
自炊で自宅で一緒に食事をすることなど、ほぼ有りませんでした
なので、消耗品などを買った時に、レシートの金額の折半だったと思います

でも、私が未だに全く納得のいっていないことが水道光熱費
金額は折半ということになっています
料金は姉の口座の引落しでした
ただ、姉は通帳のコピーも渡してくれないので金額が解らないんですよ
これね、埼玉県新座市の時と同じニオイがするんですよね(笑)

こんな条件下での共同生活でした

■ラウンジの仕事も元夫との交際も全て逃げるため■

そういう事情に、たまたま暮らしていた場所とお店と客層が良かったせいでしょう
お金のために働いたラウンジの仕事がストレスどころか、むしろ発散に

出勤日以外も、お店の女の子と一緒にお客様に食事をご馳走して貰ったり
日曜日に、複数人で出掛けたりもしました

また、元夫とも交際していていたので、家以外は職場も含めて私には楽しい時間でした

意味違いですが勝手に「捨てる神あれば拾う神あり」だとか思っていたりして(笑)

でも、そんな私に姉はチリチリしていたのかもしれません
ダブルワークで、ストレスなどで擦り切れていくかと思ったら、生き生きしているように見える妹

「自分の損は相手の得」「相手の得は自分の損」
なにしろそういう考えの人ですから

今にして思えば、私にとっては、それらは姉との共同生活の対比での退避行動によるものだったんですよね、

真の楽しみではなかったのだと思います
楽しいことには違いありません
でも、下駄を履いた過大評価の楽しみだったのだと思います

毎日のように、母への「死ね」という言葉を含めた長時間に渡る電話による口撃

私の「個人」を無視した、自身の支配下に置いてコントロールするような生活

そんな状態ならば、家以外のことを代替として中和させないと生活していけないでしょう

でも、ある時モラハラ毒姉は、その実力をガッツリ発揮することに

■「誓約書」からの自宅の締め出し■

私は、ラウンジの出勤日以外も家を開けることはしばしばありました
また、出勤日もアフターなどをして帰宅が翌朝となる事もありました

早朝だと姉に迷惑だと思い、ファミレスなどで時間を潰し、わざわざ時間調整してから帰宅して、配慮はしていたんですけれどね

あと、家の掃除などを怠ったことはありませんでした
そんなことをしようものならば、姉からどんな叱責をされるか解りませんからね(笑)

細かいことですが、平日のラウンジ出勤日の時などは、帰宅してシャワーを浴びてもドライヤーの音が迷惑だろうと考えて、タオルドライのみで就寝したりもしました

そんな日々が続いていた時に、姉から言われました

「あんた、もともと私の仕事が不規則で嫌だとか言っていたよね?」
「本当は、あんたと一緒になんて暮らしたくなかったのに、母さんから頼まれたから仕方なく一緒に暮らしたのに」

はいはい、とうとう言い訳のいきさつを言いましたね(笑)

「母親から頼まれたから協力した長女」
という設定にして、アンタの本音は私を手元に置いて監視して自分のストレスのはけ口とかに支配隷属させたかったんだよな!!
バレでんだぞ!!

と、今ならあの時の毒姉の言動に対して言えます

でも、2人暮らしの家の中で「一重&三白眼」で詰められるんですよ
「なんで」「なんで」「なんで」とね
姉は、何を言っても納得などせず「なんで」「なんで」「なんで」と繰り返し詰問

「なんで、お店の出勤日と時間以外でもこんなに家にいないの?」
「私の仕事に対しては許せないのに、アンタは何しても良いの?」
「私の事バカにしているからそういうことが出来るんだよね?」

私には恐怖でしかないんですよ

過去からの積み上げや、毎日のように隣室から母に対して電話で「死ね」と言っているのを聞かされるんですよ
さらに、私の郵便や自宅への電話は全て姉が第一段階の窓口に
出入り自由の私の部屋では私の不在時に姉が何を物色しているかも解らない
風邪気味で咳が止まらなくても、隣室から襖を開けて注意をしてくる

そんな共同生活です

もう心は委縮どころかじゃなくて「恐怖」という感情しかなくなってしまうんです

そして動けなくなる
モラハラ加害者に従うしか出来なくなってしまう

姉は、私に「命令」してきました
「これからは、まずスケジュールを提出する」
「スケジュール以外の外出があれば、家には入れない」
「誓約書を作って署名捺印して」

いまでも、案外これって驚愕&キテレツ&キ〇チガイの異常者話だと思います
こんなことの強要は不法行為に該当するとも思います

そして結論です
私は自宅の内側チェーンという物に阻まれて締め出されてしまいました

その時、この顛末を母に話しました

でも、母は空ローンがトリガーで、母にとっては自業自得ですが、姉との優位性の立場は逆転していました

「お姉ちゃんも、ちょっとやりすぎだとは思うけれど、二人でもっと仲良く、お姉ちゃんに迷惑かけないようにやってよ」

というものでした

要するに、私にガマンをしろということなんですよね

誓約書を書かせることも、家から妹を締め出すことも

毒姉にとっては、何も間違っていない正当な権利
毒母にとっては、ちょっとやりすぎ程度のこと

そういうことなんでしょうか?

でも姉の暴挙と不法行為は、これに留まらずエスカレートするのでした

私はSMクラブで働くことになります