「俯瞰」ではなく「鳥瞰」の視点の重要性

■2024年に想うこと■

更新しなかったら、アクセスはゼロ若しくは極めてゼロに近く(^^;
やっぱり読んでくれる人なんていないんだなぁと思ってみたり( ;∀;)
また、新年早々国内に限定しただけでも様々なことが発生
なのでblogの更新を本気で躊躇していました

私のblogなど、そんな重要な物でもなければ、有用情報も含んでいない
かといって、人々の心に寄り添い、琴線に触れるような物でもない
だったら、そもそもが「日記」などエゴの塊のようなもの
更新はちょっと控えることにしました

令和の時代に「ご祝儀相場」というドメスティックな狭義的価値基準な文言もイニシエの響きですが、なかなかどんよりした感じで株式市場もスタート
でも、株式は人気投票でもあり、綱引きでもますから、どんより始まれば反発もあるでしょうね
そんな2024年の幕開けです

干支は太陰暦を用いて立春の2月4日切替えとのことです
昨年までの努力が結実するのが「甲辰」

昨年は、一昨年の怒涛の株式上場準備と上場のお陰か、はたまた更年期障害なのか?
そして、毒家族との家事調停と絶縁から10年なのに、マイナス成長状態の自分
また全くもって私から一切離れていかない記憶の影響で、何も出来ませんでした
という、ただ言い訳しか出来ない怠け者でしたから、結実する努力もしていませんので、自己責任乙なそんな年になりそうです(笑)
と既に辰年終了のお知らせになってしまいました(笑)

■「俯瞰」と「鳥瞰」の違いの私的見解■

「俯瞰」も「鳥瞰」も英訳するとbird's eye viewになります

また、昨今のビジネスパーソンに不可欠な思考とされる、ギリシャ語の「meta」に由来する「メタ思考」
きっとグローバルには「俯瞰」と「鳥瞰」は一色譚「メタ思考」にカテゴライズされてしまうと思います

でも、昭和の人間の私的には全く違う物だと区分しています

なかなか企業という組織は一律で捉えられないものなので言い切れません
なので、単なる例えになりますが、成熟した組織であれば課長は「俯瞰」の視点でも構わないと思います
でも、ベンチャーの課長は「鳥瞰」の視点が不可欠だと思います

「俯瞰」は、個別のプロダクツについて視点を上から見て考えること
「鳥瞰」は、まさに「鳥の目」なので更にその上の会社全体を上から見て考えること

私は、そのように使い分けをしていて、過去に部下や同僚に説明をして、指導や助言という形で対峙をさせてもらってきました

そこで、今回の「能登半島地震」です

■根底は「愛」だからこそ感情ではなく理性的で合理的に■

私にもかつて愛犬がいました
確かに「彼」に癒されましたし、思春期の私は「彼」がいなかったら、もっと壊れてしまっていただろうと思われます

今回の能登半島地震の支援物資輸送中の海上保安庁の機体とJALの機体の羽田空港での接触事故
貨物室のペットが亡くなってしまいました

このことは、飼い主の気持ちを推し量れば胸が締め付けられるような事実です

ですが、人命は全員無事でした

それに対して「事実を隠蔽して良いことだけを発表している」とかいう指摘の方は、まぁそういう人なので、察し(笑)
私の、知人にもそういう人が居ます
その人は常にそういうスタンスで自己を確立させて保っているのでしょうからご自由にという事で、放置(笑)

JALには歴史的に「123便」という欠番となった乗客・乗員520名が死亡した航空機事故があります
航空機という多くの「命」を乗せて運ぶ物なので、他社比較は出来ません
ですが、JALは「事故」と「人命」について非常に神経質な企業であると思われます
一度は経営不振で経営破綻にも陥り、再上場という背景もある企業です

なので「人命は全員無事だった」という報告だけでも、それは一区切り良いではないのかと思います

ですが、発信力や影響力のある「著名人」が発言されましたよね
「ペットの貨物扱いについて」
これね、まさに「鳥瞰」で発言しなくちゃならない人の「俯瞰」な意見なんですよね

「同じ命だから」
これは、もう言い出したらキリがない
万物の生きとし生けるものが「同じ命」になってしまいます

その原理のような事柄だけは「鳥瞰」で定義づけ
なのに意見は「俯瞰」に見せかけた「個人的見解」

例えば、ペットをやむを得ず空路で移動させなくてはならない場合の参考として、各航空会社の対応の比較表を載せるとか

なんというかもう少し感情の赴くままでなかったのなら「物議」ではなく「議論」になったのだと思います

根底には惜しみないペットというカテゴリーへの「家族愛」があるのは解ります
だからこそ理性的で合理的な発言をして欲しかったですよね

感情的な意見に留まってしまったから「ペットを飼うのは愛情ではなくて人間のエゴ」という、ご無理ごもっともな反論で切り返されちゃったんですよね

動物アレルギーの乗客や、何らかのトラブルでトラウマのある乗客の存在
そこまで考えたら、これもキリがありません

でもアッチとコッチのキリを整理して、解決するというか人の認知や理解や現状を変える「議論」に持ち込まなければ何も変わりませんよね

それには「俯瞰」じゃぁだめなんですよね
「鳥瞰」の視点で意見を発信しなくては

■何か役に立ちたい急く気持ちと行動はよく考えて■

能登半島地震の被害地域は石川県限定ではありません
たしかに、被害の甚大さの比較で捉えると石川県以外は軽微かもしれません
でも、被災には変わり有りません

なのに、皆、石川県に車を向かわせていますよね

そして、道路が渋滞してしまい、肝心な支援物資か、支援物資を配ったりする人々が未着の状態

YouTuberや代議士始め著名人が、現地入りをX等で報告

「何か役に立ちたい」という、いても立ってもいられない急く気持ちは解ります

でもね、石川県以外の隣接の県でも被害は生じています
かつ、報道がほぼされていないぶん、被害の実態も実は不明のままです

今回芸人の「やす子」さんの発言や発信は本当に素晴らしいかと私見で思いました
流石の自衛隊経験者だと痛感させられましたね

生きていく知恵的な被災地の方々への防寒対策の紹介

そして、一般の人々へは
「日常を送れる方はいつも通り日常を楽しむことですかね!
あとは募金とかでしょうか…
自家用車で支援をしに行くと道路が混み、緊急車両の邪魔で助かる命も助からなくなるので、今皆がいる場所で精一杯日常を生きるのが大切かもですね…!」
との見解

これこそが「鳥瞰」の視点であり重要な思考だと思います

現在、内閣も自民党も被災地より自分達といったところでしょうけれど、国民に対してこのような発信をして貰いたいですね