貴女はこのことを覚えていますか? ~毒姉編四部作 其ノ参~

■恩着せがましく言ってるけどその条件は全部アンタ本位じゃん■

姉との共同生活は開始前にいくつかの取り決めをすることに
それは、私にとっては開始以前から、不穏な物を感じさせることになりました

◎家具・家電◎
もともと一人暮らしをしていた姉が家電をそのまま持ってくる
そして不足分だけを私が調達する
→確かに全て買い揃えることを考えると出費は押さえられました
でも、必要以上に姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎敷金・礼金
折半よりも1~2万程度は、姉が多く支払う
→たかだか1~2万程度です
多く払った姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎月額地代家賃◎
折半の千円単位の分は、姉が支払うので月額6千円を姉が多く支払う
→年額にしたら7万2千円ですから、大きいんですよ
でも、裏がありました
共同生活後に、母に対する保険をかけて掛金を私が負担しろとのことです
共済の月額5千円に入りました
したがって、年額1万2千円を姉が多く払うことに
この金額で姉から恩着せがましくされる程でもないことかと思います

◎部屋の割振り◎
片方の部屋にしか収納がない
私に収納のある部屋を割振り、優先的に収納が使用できる代りに、私の部屋への姉の出入りは基本的に自由とする
→収納を優先的に使用できるという、さも有利な条件のように見えます
ですが、実際は私の部屋の出入りを自由にさせろというもの

◎固定電話について◎
固定電話は姉の電話の権利と機器なので、子機は常に姉の部屋へ置いておくものとする
→自宅への電話は、まずは姉が出て取り次ぐというもので、アンタは保護者か?

◎自宅の郵便受け◎
暗証番号は姉が決めて、開閉は姉が行う
→だからぁ、アンタは私の保護者かよ!一旦、全ての郵便はアンタが見て振分けってどうよ

という、なんともモラハラ加害者らしい決め事のオンパレードです

ちなみに、携帯電話ですがi-mode前ですから、キャズム的に超えられない壁がある頃
私は、IDOを所有していましたが、まだ姉は固定電話だけでした

賃貸の契約した部屋は、完全な独立振分けではなく、一部が壁で一部は襖で仕切られていました

私は、姉との互いの独立性とプライバシーのために、襖の所に洋服ダンスを設置しようとしました

すると姉が「電話があった時に子機を渡せないから、完全には塞がないで」と言って阻止

これが生活開始後に、事あるごとに姉が境の襖を開けて私へ色々と言ってくることになります

そして、食費関係の生活費ですが、どのように分けたか覚えていません

ただ、互いの生活は不規則
自炊で自宅で一緒に食事をすることなど、ほぼ有りませんでした
なので、消耗品などを買った時に、レシートの金額の折半だったと思います

でも、私が未だに全く納得のいっていないことが水道光熱費
金額は折半ということになっています
料金は姉の口座の引落しでした
ただ、姉は通帳のコピーも渡してくれないので金額が解らないんですよ
これね、埼玉県新座市の時と同じニオイがするんですよね(笑)

こんな条件下での共同生活でした

■ラウンジの仕事も元夫との交際も全て逃げるため■

そういう事情に、たまたま暮らしていた場所とお店と客層が良かったせいでしょう
お金のために働いたラウンジの仕事がストレスどころか、むしろ発散に

出勤日以外も、お店の女の子と一緒にお客様に食事をご馳走して貰ったり
日曜日に、複数人で出掛けたりもしました

また、元夫とも交際していていたので、家以外は職場も含めて私には楽しい時間でした

意味違いですが勝手に「捨てる神あれば拾う神あり」だとか思っていたりして(笑)

でも、そんな私に姉はチリチリしていたのかもしれません
ダブルワークで、ストレスなどで擦り切れていくかと思ったら、生き生きしているように見える妹

「自分の損は相手の得」「相手の得は自分の損」
なにしろそういう考えの人ですから

今にして思えば、私にとっては、それらは姉との共同生活の対比での退避行動によるものだったんですよね、

真の楽しみではなかったのだと思います
楽しいことには違いありません
でも、下駄を履いた過大評価の楽しみだったのだと思います

毎日のように、母への「死ね」という言葉を含めた長時間に渡る電話による口撃

私の「個人」を無視した、自身の支配下に置いてコントロールするような生活

そんな状態ならば、家以外のことを代替として中和させないと生活していけないでしょう

でも、ある時モラハラ毒姉は、その実力をガッツリ発揮することに

■「誓約書」からの自宅の締め出し■

私は、ラウンジの出勤日以外も家を開けることはしばしばありました
また、出勤日もアフターなどをして帰宅が翌朝となる事もありました

早朝だと姉に迷惑だと思い、ファミレスなどで時間を潰し、わざわざ時間調整してから帰宅して、配慮はしていたんですけれどね

あと、家の掃除などを怠ったことはありませんでした
そんなことをしようものならば、姉からどんな叱責をされるか解りませんからね(笑)

細かいことですが、平日のラウンジ出勤日の時などは、帰宅してシャワーを浴びてもドライヤーの音が迷惑だろうと考えて、タオルドライのみで就寝したりもしました

そんな日々が続いていた時に、姉から言われました

「あんた、もともと私の仕事が不規則で嫌だとか言っていたよね?」
「本当は、あんたと一緒になんて暮らしたくなかったのに、母さんから頼まれたから仕方なく一緒に暮らしたのに」

はいはい、とうとう言い訳のいきさつを言いましたね(笑)

「母親から頼まれたから協力した長女」
という設定にして、アンタの本音は私を手元に置いて監視して自分のストレスのはけ口とかに支配隷属させたかったんだよな!!
バレでんだぞ!!

と、今ならあの時の毒姉の言動に対して言えます

でも、2人暮らしの家の中で「一重&三白眼」で詰められるんですよ
「なんで」「なんで」「なんで」とね
姉は、何を言っても納得などせず「なんで」「なんで」「なんで」と繰り返し詰問

「なんで、お店の出勤日と時間以外でもこんなに家にいないの?」
「私の仕事に対しては許せないのに、アンタは何しても良いの?」
「私の事バカにしているからそういうことが出来るんだよね?」

私には恐怖でしかないんですよ

過去からの積み上げや、毎日のように隣室から母に対して電話で「死ね」と言っているのを聞かされるんですよ
さらに、私の郵便や自宅への電話は全て姉が第一段階の窓口に
出入り自由の私の部屋では私の不在時に姉が何を物色しているかも解らない
風邪気味で咳が止まらなくても、隣室から襖を開けて注意をしてくる

そんな共同生活です

もう心は委縮どころかじゃなくて「恐怖」という感情しかなくなってしまうんです

そして動けなくなる
モラハラ加害者に従うしか出来なくなってしまう

姉は、私に「命令」してきました
「これからは、まずスケジュールを提出する」
「スケジュール以外の外出があれば、家には入れない」
「誓約書を作って署名捺印して」

いまでも、案外これって驚愕&キテレツ&キ〇チガイの異常者話だと思います
こんなことの強要は不法行為に該当するとも思います

そして結論です
私は自宅の内側チェーンという物に阻まれて締め出されてしまいました

その時、この顛末を母に話しました

でも、母は空ローンがトリガーで、母にとっては自業自得ですが、姉との優位性の立場は逆転していました

「お姉ちゃんも、ちょっとやりすぎだとは思うけれど、二人でもっと仲良く、お姉ちゃんに迷惑かけないようにやってよ」

というものでした

要するに、私にガマンをしろということなんですよね

誓約書を書かせることも、家から妹を締め出すことも

毒姉にとっては、何も間違っていない正当な権利
毒母にとっては、ちょっとやりすぎ程度のこと

そういうことなんでしょうか?

でも姉の暴挙と不法行為は、これに留まらずエスカレートするのでした

私はSMクラブで働くことになります