■まず最初に■
以前の記事で、冬至のことに触れました
なので、勝手に私の決め事で昨日までは駆け込みで、毒母と毒姉のことを綴っていました
でも、間に合わなかったorz
ただ、冬至は愚痴やらネガティプな発言とかしたらダメなんで、今日は一切、そっち界隈には触れません(笑)
明日から、年末にかけてゆるゆると、モラハラ記事の更新をしていくことにします
なので2023年は、不快に思われる方もお許し頂いて私のそっち界隈の書き残しにお付き合いくださいm(__)m
■漫才って面白いし良いよね■
12月10日19時は、臨戦態勢でテレビに向かいましたっ!
私は、視聴するだけなんで、そんな臨み方する必要ないんですけれどね(笑)
でも、そんな気持ちにさせたのは「THE MANZAI 2023マスターズ」が放送されたからです
マスターズ=名手ですから、面白いのは当然なんです
さらに、単に無条件に手放しで笑ってしまうと同時に「流石に上手いなぁ」と感心したりもします
中には最近はコンビが個々でお笑い以外の仕事を多くしている人もいます
また、演芸番組が少ないので、純然にネタをテレビで放送する機会が多くありません
そんな、漫才をしている場面を見る機会が少なくなったマスターズの漫才を見られると、なんというか安心もしたりします(笑)
「久しぶりに見ても、やっぱり面白い」と
今回は、なんといっても「タランチュラ」でしょうね(笑)
やすとも姉妹は、絶対にお約束の「東京すごいな」的なネタなんですよね
東京で漫才する時は、決まって関西(主に大阪)VS東京のネタ
で、東京を持ち上げているようで、やっぱり関西(主に大阪)愛を全面に押し出す
それでも、全くマンネリ化しないのは流石ですよね
「また、東京いじりかぁ~( 一一)」とは絶対になりませんもん
むしろ「今回は、どういう切り口で東京いじりするのかなぁ~」って楽しみでしょうがない
そして期待を全く裏切ることなく笑わせてくれる
さらに嬉しいことに、M-1の新たな審査員にともこさんが決まりました
勇退された落語家の立川志らく師匠については、講談師の神田伯山先生が、いかにもな「らしい」いじりをされていて、それも場外として楽しめます(笑)
こういう場外もあると、クリスマスイブが楽しみでしょうがないですね♪
■極めて速いテンポのツービート■
お笑いに造詣の深い方は、色々と細かいことをおっしゃるかもしれません
正確には「漫才」と「コント」は違います
漫才は、舞台上の人が本人として面白い掛け合いをすること
コントは、舞台上の人がストーリーや設定に基づいて架空の人物を演じること
なので、ストーリーや設定ありきの漫才は「コント漫才」とされています
「コント漫才は、漫才じゃない」という批判もあるようです
例えば「サンドウィッチマン」「パンクブーブー」「NONSTYLE」とかは、完全にコント漫才ですね
ですが、私はコント漫才も大好きです
私は「THE MANZAI 2023マスターズ」の前身の1980年から1982年に放送された「THE MANZAI」をタイムリーに視聴していた世代です
いわゆる漫才ブームの時の子供
2年程の非常に短いブームでした
ですが、きっとこの漫才ブームがあったから、その後の80年代後半のバブル経済もあったのではないかなと勝手に思っています
「笑う門には福来る」これを具現化したような例だなぁと思っています
笑いには経済をけん引する力がある!(笑)
そんな漫才ブームの代表格でもあり、この番組の最高顧問はビートたけし氏
たたみかけるような極めて速いスピード
批判の的となるような毒舌も全体の笑いの中で上手に昇華してしゃべりまくる
それが「ツービート」
■みんな褒められたい子供のよう■
たしかに、もうビートたけしは時代に合っていなくて、つまらないかもしれない
あの、独特な毒舌は爆笑から冷笑に変わってしまっているかもしれない
それは否めない
それが「時代」ということなんでしょう
つきつめると、不変的で老若男女が笑うネタって、大分類では「下ネタ」しかないですからね
だけれど、いつでもビートたけしは自分も楽しみながら、被り物などをしてテレビに出ている
1980年代の「オレたちひょうきん族」の「強きを助け、弱きを憎む」タケちゃんマンの時と変わらない
そういうのは、ひたすらステキなことではないだろうか?
そしてそんな、ビートたけしに、ただただ褒められたいと思っている出演者の漫才師マスターズ
お笑いが好きで、人を笑わせたくて、憧れのたけしさんに褒められたくて
そんな子供のような純粋な思いの大人達の競演
当然、「THE MANZAIマスターズ」は、質の良い演芸番組になるはずだよね
■2日後の衝撃■
それから2日後の夜の10時を回った頃でした
プレマスターズから含めると過去に複数年に渡って出場もしていた「和牛」の解散発表
この発表を驚かなかった人は居ないんじゃないでしょうか?
たしかに、この1~2年は、あまりコンビでの出演は見かけないなぁと感じていました
更に、水田氏のいわゆるクズエピソードが面白おかしく取り上げられるようにも
もともと、漫才のネタにおいても水田氏が「感じ悪い人」という軸での設定のものが多かった
その感じの悪さには無理がなく、しっくりきていた
なので、クズエピソードが取り上げられた時には「あぁ、地だったのだなぁ」とか勝手に思ってしまっていました(笑)
解散の真相なんて当人同士にしかわからない
周囲の声は惜しむものばかり
その声が多ければ多いほど、解散発表に至るまでに葛藤と様々なことがあったのだろうと推察できます
彼等は既にコンビとして一定の成功を収めていました
にもかかわらず、それを手放すのは結構な決断でしょう
過去の人々の事例も知っているはず
解散後に別なコンビを結成して、大成功に至ったケースは多くはありません
また15年超を共に歩んだ相手との別れは、自身の人生のその15年も無くなることになります
それでも「解散」を選んだわけです
もう、この2人では互いに共に人を笑わすことが出来なくなってしまった
きっと、そこまでに行きついてしまったということなんでしょう
例えば会社の退職でも、離婚でも、続けられるのであれば、継続します
なので、この解散は「不仲」とかいう2文字に集約できる、そんな単純なことではないと思います
■他者に見せる顔は全体の何%?■
「人間は脳を10%しか使っていない」は単なる神話的都市伝説です
多くの脳科学者が、何%使っているとかではなく、機能ごとでメインと領域を変えながら、全体的に使っていると言っています
では、脳ではなくて顔ならどうでしょうか?
しかも、他者に見せる顔
脳のように、機能ごとでメインと領域を変えながらという感じに、TPOに合わせて切り替えているのだとは思います
ですが、全体的に使うということはないですよね
人によっては、脳の神話のように10%しか他者には見せていない人もいるかもしれません
お笑い芸人の人は、他者へのその顔の見せ方が難しいですよね
人を笑わせなくてはならない仕事
笑えなくなってしまうような素顔は見せられません
和牛解散後のお二人の今後の活躍を期待しています
頑張って下さい!!