復讐は復習でもある

■納得の言葉が見当たらない■

普通の人間関係においては
「人は納得でしか動かない、説得で動かせば失敗する」
という理論が成り立ちます
納得なので、不利も有利もない、対等で並列な関係

私は必ずグループワークとして誰かを巻き込まなくてはならない時には、相手の「納得」を考えてきました

「どのように伝えれば相手が納得するのか?」
それは、相手の思考や要望に寄り添い汲み取るということ

組織上の序列と指揮命令系統
そんなものは、単に、業務効率や責任の所在の明確化のために便宜上必要なだけ
力関係には上下による優位性などはなく、対等でなくてはいけないと思っています

しかしこの相手がモラハラ加害者である場合、相手の納得を考えれば考えるほど搾取され続けることになってしまう
またその一方、モラハラ加害者はこちらの納得など全く考えない
説得はおろか恫喝すらして従わせようとしてくる

「子」 は「個」でもある・
「個」としての存在は、「親」と同等・同格

搾取され続けて、侵略・侵害された自尊心に芽生えるものは「恨みと復讐心」

私は、被害者による加害者への復讐抑止効力のある「納得」の言葉を見つけられない

「なぜ、復讐がいけないのか?」この問いに対して、相手が納得する言葉を知らない

■復讐するには思い出さなくてはならない■

別な投稿で、書き漏らして墓場までもっていくことがあると書きましたが

その書き漏らしには「無意識」なものと「意図的」なものとの両方があります
「忘れてしまう」ものと「あえて書かない」もの

そして「忘れてしまう」には2種類あります
「単純失念」と「脳の働きかけによる複雑失念」

脳の記憶量は無限ではありません
その中で、重要度が低く覚えておく必要がなければ単純失念します

また、覚えていることで生きていくことに支障が生じるものに対しては防衛本能が働きます
命を守るためにあえて失念する脳の仕組みによる失念
それが複雑失念です

家事調停の陳述書作成中でのこと
私には事象は覚えているのに、詳細が全く思い出せないことがありました

家事調停の相手方は姉でした
当事者でもある、モラ母にも確認しながら陳述書を作成
スッポリポッカリ失念していることを母からの指摘で思い出しました
「こんなに酷いことを言われていたのに忘れてる?」と我ながら驚愕

そして、その思い出せなかった詳細が、まるで今、目の前でおきていることのように明確に思い出されてきました

その時、こみ上げてくる嗚咽と頭痛で非常に辛かったです
翌日には、口内炎が5つも同時多発しました

復讐をするには全てを正しく認識しなくてはなりません
過去を復習することにもなります

脳が、命を守ろうと、あえて忘れさせてくれていたことも思い出さなくてはならなくなります

復讐のための復習は命がけです

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