■「オジサン構文」「オバサン構文」■
私は、完全に「交換日記」「文通」を通ってきた世代
立派な「オジサン」「オバサン」年齢
なんなら初老で「オジィサン」「オバァサン」だ
(ちぃさい母音を入力するのは、若者的には気持ち悪いらしい)
Z世代を「若者」と定義し、それ以上を「オジサン」「オバサン」とするのなら、ポケベルも携帯もLINEもサービス開始から使用してきた世代も「若者じゃない方」に含まれる
私よりも若い世代
その世代は、試行錯誤のデジタルコミュニケーション世代
ポケベルのような限定的な機能で、いかに正確で円滑なコミュニケーションを築くか?
通信料金を抑えるため、効果的で適切な絵文字を使ったメールの文章とは?
紆余曲折があっての「今」
「オジサン構文」「オバサン構文」は、そんな失敗と苦悩の「完成形」
■万能表現の無能さ■
「かわいい」は、その言葉自体が日本の女子中高生文化等を表す世界的な言葉になっている
「かわいい」は万能な包括表現として使われている
でも、違和感が全く拭えない
例えば「かわいい色」
それは、いったいどんな「色」なのだろうか?
色見本では「何色」とされているものなのだろうか?
きっと、その「色」の持ち物を身に着けている人が「かわいい」とか
その「色」の動物が「かわいい」とか
そういうことなのではないかと思って、気になってしまう
なんでも「かわいい」を使ってしまえばよいという考え
どんどん表現する言葉が無能になっていく
そんな言葉を使用していると、読み解く能力も無能になっていく