人生の長さと経験が豊富なはずの中高年

■物も言いよう■

前に「りんご」と「みかん」の違いという記事で政治について触れました

結局一貫して言いたいことは一緒なんです
でも、また別な切り口の記事で、こうして綴らさせて頂きます←ちょっと偉そう(笑)

私は、政治にすっごく関心がある訳ではありません
なので、きっと、日本国民の中での多数派の一人だと思います

言語の難しさの指標はいくつか区分・分類があるそうです
その区分・分類の結果、日本語は、世界の言語の中でも習得が難しい言語なのだそう

まるでボールペンの試し書きと称されるロシア語よりも習得が困難なのだとか

「バカ眼鏡」の話です

これが逆の「眼鏡バカ」だったら意味が全く違ってきますよね

「バカ眼鏡」が眼鏡をかけたおバカ
「眼鏡バカ」は極端な偏執的ですらある眼鏡好き

同じ言葉ですが順番を入れ替えただけでも意味が変わってきます

くどいですが、私は岸田さん支持でも擁護でもありません!!(笑)

■当たり前ではない当たり前を知る■

日本は資源が乏しいと言われています

でも、水は世界的にも豊富な国です
人の身体は体重の60%が水分でてきていると言われています

そして、水道水を安全にそのまま飲める国は日本を含めて世界に10ヶ国程度

しかも、日本の水はほとんどがミネラルの含有量が少ない軟水です
軟水の代表的なメリットは以下の3つ
乳幼児から普段の水分補給に摂取が可能
独特の風味がないので、和食のように出汁を使い素材を生かせる食事が作れる
石鹸成分と化学反応を起こさないため髪や肌への影響もない

極端な水分摂取は水中毒になりますが、水は多く摂取した方が体内の不要な物を排出する解毒に有効です
軟水はお腹をこわす要因のマグネシウム含有量が少ない
したがって体への負担がなく、乳幼児から健康のためにふんだんに摂取できます

2013年に、ユネスコの人類の無形文化遺産に登録された「和食」
軟水なので、第5の基本味覚「旨味」が堪能できる出汁による繊細な味付を感じることができます
軟水によって生み出されたユネスコの人類の無形文化遺産です

生産・流通しているそもそもの量の問題もありますが、何しろ質の問題
軟水だからこそ日々の入浴による衛生面と、併せて湯船に浸かるという行為が健康維持の一助となっています

また、トイレの設備がこれだけ充実できるのも、軟水だからというのもあります
硬水の場合、あっと言う間に水道管の内側がカルシウムで詰まってしまうので、公衆トイレの設置はメンテナンスを考慮すると難しいそうです

衛生面を担保出来ているのも「水」によるものは大きいのです

そして、いくら水が豊富であったとて、現在のような貯水の設備と、各戸への供給の下水道設備がなくては、安全な水がこのような金額で供給される事はなかったでしょう

アフリカ諸国は世界の貿易上日本よりも有利な資源が豊富な国が多いと言われています

ですが、アフリカ諸国に対して、いくら支援をしても貧困生活は、なかなか向上しません

その理由は1つだけではありません
様々な事情が絡み合って悪循環のスパイラルとなってしまって久しい状況です
豊富な資源が存在しても活かせなければ何も変わりません

また、アフリカ諸国は深刻な水問題を抱えている国も多く存在しています

日本人にとっては、あまりに生活の中に当たり前に存在する水です
でも、その当たり前は、本当は違うんですよね

資源があっても、どのようにそれが活かしていけているのか

「ない」ことに注目するのではなく「ある」ことに注目するのはもっと重要です

■昔と今って違うよね?■

よく昔の政治家はもっと気概があったとか言う人がいます

でも、本当に現代に、例えば田中角栄氏とか浜田幸一氏とかを待望されます?

隠ぺいするのを推奨している訳ではありません

しかしながら、今は、発言の一挙手一投足まで指摘する世の中
なんなら「ここから先はオフレコだよ」という発言すらも公開されてしまいます

そんな環境にしておきながら、昔の政治家のように大胆にとは難しい要求
相反のような要求ですから無理でしょう

ある意味政治家が小さくしかまとまれない環境です
なので、表沙汰になるやらかしも小さくセコいものになってしまう(笑)

今なら田中角栄氏とか浜田幸一氏などは、すぐに問題となって、功績を遺す前に退場になってしまいそうです

そして、どこまでをインフラとするのか?というのもありますが、何よりも必要とされているインフラが昔と今とでは違っています

選挙で政治家を選ぶにしても、候補者も同じ人です

自身と比較して、あまりにもかけ離れた完璧な人などがそうそう居る訳がありません

ダメな部分も大いに持ち合わせているのは大前提

それでも、ココは優れているというような部分が有れば良いのではないかと私は思っています

先生方の批判をするだけでなく無理な相反要求をしていることも、少し立ち止まって考えることが必要な気がします

そして、どういう人を選べば良いのか?をよくよく考えるべきかなと

■「政治と金」にまつわる風物詩■

定期的に浮上する「政治と金」にまつわる「献金・裏金問題」

Z世代からすると、当然生きてきた人生が短いのだから、「献金・裏金問題」にまつわるニュースを目にする回数は今までの人生の中では少なかったでしょう

でも、年寄りになればなるほど「見慣れたニュース」です
なんなら「ニュースですらない風物詩」程度に目にしているはず

現在、岸田政権の致命傷だ云々と騒々しいですね
とくに、今回は現職の「お答えを差し控える」官房長官に疑惑ですし

これ、きっと現在の第212回臨時国会の審議中議案に、このドサクサに紛れて、シレッと通したいものとかがきっとあるんでしょうね

と、うがって考えちゃいます(笑)

また、2022年7月に安倍晋三元首相が亡くなり、後継不在で断絶は明白
華麗なる一族の終焉が明らかになった途端の、今回の件や宗教団体との関係など様々な問題の浮上

これも、何かあまりにタイミングが良すぎますね(笑)

人生の長さと経験が豊富なはずの中高年
不足のない有用な人として存在するために、もっと違う声を挙げなきゃいけなんじゃないかと思います

表面に見えている物だけではなく、その中身や裏にある物まで見なくてはいけないかと

違った視点からの社会作りを若年層がしていけるように
「これからの社会」を考える時、中高年はそうやって社会に関わるべきなのかもしれませんね