新時代の天才が歯列矯正をするか否かが興味津々(笑)

■美観よりも健康よりもプロ勝負師の美学■

11月2日に、今年の秋の園遊会が開かれました
将棋棋士の、加藤一二三氏(ひふみん)(パウロ先生)の話が長かったようで(笑)

動物好きな雅子皇后さまが猫の話を振ってしまいました
ひふみんと言えば「猫ちゃん大好き」ですから、まぁ、話が止まらない
テレビにその模様が映し出され、こちら側はニヤニヤしながら視聴(笑)

そんな、ひふみんには「歯」にまつわる逸話があります
ひふみんに「歯」がないことは周知のこと
かつ、健康面は元より立場的な美観的にも入れ歯等で治療をする方が良いに決まっています

ご自身の歯に対する質問の回答は
「以前、奥歯を入れたんです、金具が入ったんですね
で、間もなく頭の働きが止まる経験をしたんですよ」
とのこと

歯を入れたことによって生じる違和感
それにより、勝負にマイナスを感じたのだそう

続けて
「将棋も感動の世界
いい手だなと思ってバシっとやると感動がある
それなのに歯を入れたら感動ができなくなったんですよ
と説明

素晴らしい話であり、浮世離れをしている将棋棋士らしい感性
「完成」した「感性」ですよ

■稀代の天才、令和の怪物■

そんな、ひふみんの現役引退と入れ替わるように現れた天才が藤井聡太八冠
藤井聡太八冠と言えば、毎回、対局中に何を食べたかの話題が上がります

でも、そんなことより気になるのは「歯並び」(笑)

今現在は、決して良くはない

ただ、彼にも「歯」はちょっと歴史がある模様

幼少のころからの写真を追いかけると、「ワイヤー矯正」をしていた時期があるんです

でも、現在はしていません

■切っても切れない2人の天才■

この天才2人は切っても切れないというか、不思議な因縁です

藤井八段のプロデビュー戦の相手は、ひふみんでした

そしてその対局中に、ひふみんがおもむろにポケットからチーズを出してパクリ(笑)

藤井八段は「加藤先生なので、斬新な新手筋かと思いました」とコメント

そしてなんと、昼食休憩中だったにもかかわらず、ひふみんが指し始めて、記録係も大慌て(笑)

この対局を制してプロデビューを白星スタートさせた藤井八段
「これで他のことでなかなか驚かなくなったのでよかった」と振り返っています

何もかもが逸話になってしまう、大物のひふみん(笑)

そんなひふみんから、大物だと言われている藤井八段

大卒という最終学歴では強味ではない現代において、高校を中退しても将棋棋士という道を選んだプロ勝負師

どんなに高い偏差値の高校だとて中退したら、最終学歴は中学卒業です
今後、必ずしも順風満帆に進んでいくとは限らないプロ将棋棋士という仕事
そんなことは百も承知の覚悟で藤井八段は将棋と共に歩む人生を選択したのでしょう

ある意味、彼の選択は「新時代」を感じさせる選択です
彼のこれからの活躍とともに、歯列矯正をするか否かに興味津々(笑)