なので、むしろblogです

■初めてのblogは10年前■

2013年の早春
一生手離れてくれないことは解っていました
でも、どうにも一旦吐き出さないと、今後飼い慣らしていけそうにない「記憶と思い」
そんな「どうしようもなさ」を収める手段としてblogを開始
渋谷区が本社の、芸能人・有名人も多く利用する某blogでした

blogの主たる記事は「機能不全家族」「毒母」「毒姉」「職場モラハラ
10年前との比較は無意味ですが、2013年時点におけるその類のキーワードのヒット件数は今よりもずっと少なかった

特に「解決方法」については、インターネットすら役立たずで無力なのだと痛感させられ、落胆するだけでした
毒家族問題は、解決というより一区切りという表現が一番しっくりくる状態でした

ですが、全て無かったことにリセットされるものではないので、納得のいく解決はありえない望みなんでしょうね

一区切りした被害者として私は、発信するからには渦中の被害者や、認知や理解の浅い世間に対し、少しでも有用な情報を与えられたらなどと思い綴っていました

結局、一度の全体的な再編集を経て、5年前には新たな更新もなく完全に放置状態へ

■red oceanの先は原点回帰の大海原なのでは?■

現在のblog環境は、red oceanの時期をゆうに過ぎていますよね
SNSとの複合的活用や、特定の商品・サービスの紹介でない限り、注目される機会は少ないものになっています

私はSNSに関しては、閲覧・視聴のみの方のガチ勢です(笑)

blogは「WebにLogする」のウェブログ(weblog)の略
サービスとして確立する「blog以前」は「Web日記」でした
ほんの一部の非常にアンテナ感度の高い人を除いて、投稿者の多くにとっては、何らかの対価を得るのではなく、公開するというアクションそのものが最終地点の目的だったのではないかと思われます

今回の私のblogの目的もそれに非常に近いものです

■広げた風呂敷をそろそろ畳み始めなきゃ■

私は、現在50代も半ばに差し掛かろうとしています
同世代の著名人の病気の罹患や訃報
そのような寂しい事柄を耳や目にする機会も増えてきました

私の人生という広げた風呂敷の畳み方の1つの手段としてblogを綴ってみようと

注目ネタに対して作為的とすら受取れるような、偏向的意見投稿でない限り「その他大勢属性」の私の記事などは、多くの人にとっては「空気扱い」でしょう

なので、むしろblogが最適だと判断し新装開店することに

「読まれやすさ」を考慮した作業は全面廃止です(笑)
1記事あたりの文字数の中央値、1文の適正文字数、多くの関連情報を検索確認してから掲載、なるべく検索されやすいキーワードを多く織り込んだ文章
そんな事は一切無視!!

原点回帰の大海原で、伸び伸びと好きなように綴ろうと思います
(ただし、他者の目に触れる発信の物なので節度は守ります)

今日から始めるのはblogというシステムとサービスによる「web日記」です
目的は、たった1人で良いので、この書き残しを誰かが読んでくれること